フィリピンでの反省。

いまフィリピンにいる。ここでやることは終えたような気がしている。他の場所に行ってみたい。違う場所で違うものを見たい。やはり留学とは言っても僕がしたかったのは旅だったのかもしれない。世界の輪郭が知りたい。そう思っていた。日本の外側でしばらく生活したかった。だから日本の語学スクールには行かなかったし、日本に留まる気も毛頭しなかった。しかしいきなり飛び込みで世界に行くのは無謀だと分かっていたから、最も費用対効果の高いとされるフィリピンに留学を決めた。そこから先のことはなにも決めていない。基本的な英語理解能力と、自分の意見を英語で伝える能力。それがここに来た目的。それはおおよそ叶った気がする。まったく満足はしていないが。これからどう勉強していけばいいか大体検討はついたし、目標もある。

1)英語脳を身につけ英語でのコミュニケーションが取れること(聞き理解すると同時に自分の意見を間髪入れずに伝える)。 

2)言葉につまらず流暢に話すこと。

3)ボキャブラリーを増やし表現力を増やすこと。

1)で思ったのは、英語を自由に話せるだけでは不十分だということ。相手に正確に伝わらなければ、コミュニケーションツールとして意味が薄い。それを他の日本人学習者から教わった。

2)は先生に指摘されたこと。これをしないと、聞くほうが飽きてしまうということだと思う。いちいち詰まっていては相手がなにを言いたいのか汲みとる側が大変なのだろう。

3)これは自分からの反省点。言いたいことは中学程度のレベルでも言えるが、より高度なレベルを話そうとすれば、ボキャブラリーの豊かさは必須だと知った。語彙の重要性を思い知った。

この後マルタに飛ぶ。十分にここでアウトプットしてから、自分にとってなにが重要なのかを探りたい。